犬 「操作系」

以下のデータは、2004/5/25 以前の物です。

テイム

犬を手なずける意義

手なずける事をテイムと言います。テイムする事により、狩りを有利にする事が可能です。例えば以下のようなメリットがあります。

特にプレイ開始から数日しか経っていない人にとっては、犬をテイムする事は大きな目標となると思います。ここでは、そのための手助けとなる内容を紹介していきます。現在の仕様では、ビーグル、ウルフ、セントバーナード、シェパード、ハスキー、ドーベルマンの 6 種類の犬をテイムする事が可能です。

なお、犬の攻撃力については、犬「攻撃力」を、持てるアイテムの数については、持てるアイテムの数 & 重量の限界値を参照して下さい。

テイムの方法

対象となる犬の HP を削り、肉をドラッグ&ドロップで与えれば一定の確率で成功します。どの程度 HP を削れば良いかの正しいデータはありませんが、公式サイトには、「犬の HP を 30% 以下にして肉を与える」 とあります。なので、ドーベルマンの場合は、最大 HP が 15 ですから 4 以下にすれば良いという事になります。ビーグルの場合は、最大 HP が 12 ですから 3 以下にしないと駄目という事ですね。

図解

まず素手で HP を削って行きます。犬同士には仲間意識があるので、レベルの低いうちは画面内に 1 匹だけいる事を確認してから殴ると良いかもしれません。数匹いる状態でテイムしようとすると、周りの犬が寄ってきて少々厄介です。

HP を削ったら、肉をドラッグ&ドロップで犬に渡します。個数は 1 個でかまいません。成功すると、犬に HP バーが表示されます。

コツ

素手で HP を調整するのが良いと思います。犬がどの程度まで耐えられるかをチェックしておけば後々楽です。有る程度 HP を削ったら肉を与え、駄目だったらもう一撃喰らわせて肉と与える・・と繰り返すのが良いと思います。

また、ウィザードの場合で、ビーグルやドーベルマンなど、初期 HP が低い犬に対しては、エネルギーボルトを 1 発当ててから肉を与える方法も有効です。上記の方法で上手く行かない場合は試してみて下さい。LV や AC が低い時は、逆に殺される事もあるので、注意しましょう。

ドーベルマンのみフローティングアイ肉でテイム

他の犬は 「肉」 でテイムが可能ですが、ドーベルマンのみ 「フローテクングアイ肉」 という肉でしかテイム出来ません。この肉はフローティングアイが高確立でこの肉を落とします。また、オーレンで 200a で売られていますが、店から買うのなら人から購入する方が良いでしょう。店に売ると 100a ですが需要が無いので対人でも 100a 前後で購入出来ると思います。

テイム不可のケース

犬を引き連れる事が出来る数は、「同時に連れて歩ける匹数」 を参照して下さい。

犬の生息域

代表的な犬の生息域を紹介します。フィールドにしか生息していません。

犬の生息域一覧表
場所 ドベ ハスキー シェパ セント ウルフ ビグ
隠された渓谷
歌う島
話せる島
エルフの森 / OT
ケント(橋の下周辺)
SKT 左下
WB
オーレン

ドーベルマン、シェパード、ウルフはかなり広範囲に分布していますが、ビーグル、ハスキー、セントバーナードは生息域が限定されています。

UpDate : 2003/6/8

犬への命令

犬へは、いくつかの命令を出す事が出来ます。犬にカーソルを合わせて選択すると、犬のパラメータを示すウィンドウが出ます。そのウィンドウに命令一覧があるので、そこから命令する事が可能です。

また、犬は、サモンモンスターやテイムモンスターに比べて、命令出来る項目が多いのが特徴です。

攻撃目標指定
プレイヤーが指定した相手に攻撃を行います。犬が FA を取る場合は、当然犬に反撃が行きます。使う事はあまり無いかと思います。
攻撃態勢
プレイヤーの後を付いていき、プレイヤーが攻撃した相手を攻撃します。通常はこのモードでしょう。
防御態勢
プレイヤーの後を付いて行くだけです。プレイヤーが必死に戦っていても他人事のようにたたずんでいます。ナイトがポーションの補給用に利用する人がいますね。
休憩
その場に立ち止まって何もしなくなります。
散開
プレイヤーを中心に画面中の適当な位置に移動します。犬が重なってしまった時や、犬が邪魔でプレイヤー自身が動けなくなってしまった時に役立ちます。また、移動後に 「警戒」 になります。
警戒
その場に立ち止まり動きません。プレイヤーが攻撃した相手には攻撃をします。プレイヤーがランテレしても、元の場所に戻ろうとします。また、プレイヤーが宿に入った時にも以前に警戒にしていた地点に戻ろうとしてしまいますので、注意が必要です。警戒にした事が無ければ、その地点で休憩状態になるようです。
収拾
周りに落ちているアイテムを拾い集め、その時持っているアイテム全てをプレイヤーに渡します。犬の LV が上がると、拾い集める範囲が広くなり画面外のアイテムさえも拾って来ます。犬から渡されたアイテムの重量がプレイヤーの持てる限界を越えていた場合は、その場にアイテムが落ちますので注意して下さい。そんな時は、犬にアイテムを預けて自分の重量を減らして拾い直すのが良いと思います。なお、収拾を実行した後は、その実行前のモードに戻ります。
名前を決める
名前を決めます。一度名前を決めると、変更出来ないので決める時は慎重に。
解散
犬を野生に返します。選択すると (y/n) を聞いてきます。ここで y を選択すると取り消す事は出来ないので、注意して下さい。

UpDate : 2002/-/-

名前について

犬にはオリジナルの名前を付ける事が出来ます。犬への命令コマンドで 「名前を決める」 を選択し、名前を入力する事により実行出来ます。一度決めた名前は、変更する事が出来ませんので、名前を決める時には慎重に行って下さい。また、キャラクターと同様、同じ名前を複数の犬に付ける事は出来ません(プレイヤーと犬の双方に同じ名前は可能です)。

文字数制限

名前には文字数制限があります。半角 12 文字、全角6文字までです。

不適切な名前について

犬の名前においても、プレイヤーの名前と同様に、リネージュ関係者と誤解を受けるような名前、その他不適切と思われる名前の犬は、強制解放を要求される事があります。とは言っても、普通に名前を付ければほとんどの場合問題は無いでしょう。

高レベルの犬に不適切と思われる名前を付けるのは危険です。もし警告された場合、名前を消されるのでは無く解放させられるので犬を失う事になります。また、GM やモニターにゲーム中で発見されるまでは警告は来ないようです。実験で GM を連想する犬を常に持ち歩いていた事がありますが、1 年間警告は来なかったので、犬小屋から出している時でなければ警告は来ない可能性もあります(その犬は犬の一斉検挙で名無しに戻りました)。

UpDate : 2003/11/18

攻撃パターン

4 パターン

犬のモードにより、どのような行動を取るかを表にまとめると以下のようになります。

  一緒に攻撃する 手出しせず待機
主人の後について移動 攻撃態勢 防御態勢
動かずその場にいる 警戒 休憩

犬のモードに関わらず、犬自身が攻撃された場合は犬はその対象に反撃をします。

2002/-/-

犬笛

攻撃を止めさせたり、呼び寄せたりするアイテム

犬笛を使って、犬を休憩状態にする事が出来ます。これにより、暴走した犬を止めたり、誤ってシーフしてしまった時に犬の攻撃を止める事が可能です。笛を吹くと休憩や警戒モードでも犬がプレイヤーの側に寄ってきますので、呼ぶ時にも重宝します。

有効範囲は 44 セル以内

犬の種類やレベルに関わらず、一律 44 セル以内です。ただ、上下左右には 1 歩辺り 2 セルに該当するようで、22 歩以内でないと犬笛が有効になりません。斜め方向は 44 歩以内で犬笛が有効になります。画面外の犬も呼び寄せる事が可能という事になりますが、あまり離れてしまうと犬は自動的に警戒状態となり、動かなくなってしまいます。特に狩りを行っている時は、犬を画面の外に出さないようにした方が良いでしょう。

犬笛を吹いた時の犬の吠え方

LV が上がると、犬笛を吹いた時に犬が吠えるようになります。LV12 以下では吠えませんが、LV12、LV24、LV36、LV48 で吠え方が変わります。詳しくは 「吠え方」 を参照して下さい。

UpDate : 2003/1/13

収集範囲

アイテムを拾って来る範囲

収集する事により、犬を利用して周りに落ちているアイテムを集める事が出来ます。また、その範囲は犬のレベルが上がる毎に広がります。具体的な収集範囲は下記のようになります。

レベル別収集範囲一覧表
LV 縦横 斜め
3-4 3 7
5-9 4 8
10-13 4 9
14-18 5 10
19-22 5 11
23-27 6 12
28-31 6 13
32-36 7 14
37-40 7 15
41-45 8 16
46-49 8 17
50-54 9 18

上記の数値は、歩数で表しています。上昇していくレベルの間隔は一定では無く、4-5-4-5 の繰り返しのサイクルで上昇していくようです。なお、縦横の一歩は、データ上では 2 セルに該当するため、斜めの歩数と比べて半分の数値となります。

LV50 以降の数値については、理論値です。

UpDate : 2003/2/22

プレイヤーと犬のレベル関係

自分より高レベルの犬は扱い不可能

プレイヤーの扱える犬は、犬のレベルが自分と対等かそれよりも低くないといけません。自分より高レベルの犬には命令する事が出来ません。

複数の犬を犬小屋から出し、自分よりレベルの高い犬と低い犬が混在している場合は、レベルの低い犬のみ命令を聞いてくれます。高レベルの犬は 「休憩」 のまま動きません。以前は、低レベル犬への命令を経由して高レベルの犬にも命令出来たのですが、現在では不可能となっています。

UpDate : 2002/10/28

犬小屋について

プレイしない間の犬預かり所

ゲームをしない間、犬小屋に犬を預ける事により、毎回同じ犬をペットとして扱う事が出来ます。預かり賃は 70A です。正しくは 「ペット保管所」 というそうですが、公式を含めプレイヤーのみんなは犬小屋と言っています。下記 9 つの村や都市、10 カ所に存在しています。(ギランのみ 2カ所に存在します)

犬小屋のある村や町
犬小屋のある村や町 管理人
TI (話せる島) ジョンソン
Kent (ケント) ディック
WB (ウッドベック) マービン
OT (オークタウン) ハンス
Hine (ハイネ) エラン
Giran (ギラン) アルモン、ケビン
ヴェルダン村 コブ
象牙の塔の村) マイルド
Aden (アデン) パウ

役割は預かるだけ

注意しなければならないのは、犬小屋の役目は 「犬を預かるだけ」 という事です。空腹度や HP は満たしてくれません。特に、空腹度は、預ける前や引き出した後にチェックしましょう。

預けられるのは肉でテイムされた犬のみ

魔法によって手なずけられたモンスターは預ける事が出来ません。犬も魔法で手なずける事は可能ですが、同様に預ける事は出来ません。

預ける時に犬が持っていたアイテム

犬がアイテムを持っている状態で預けた場合には、高い確率でプレイヤーにアイテムを渡してくれます。しかし、犬がいた場所にアイテムがそのまま落ちる事もあるので、預ける前に収集を行う方が良いでしょう。

UpDate : 2002/4/14

HP の回復

犬がダメージを受けた場合、HP を回復させる手段には 3つあります。

  1. 自然回復
  2. ポーション
  3. 魔法

自然回復

5 秒毎に 1 回復します。レベルの低い犬だと、それほど時間がかからず全快しますが、1 分で 12 しか回復しないため、HP MAX が 200 を越えるような犬になると、自然回復では時間がかかってしまいます。

ポーション

ナイトなど、基本的に魔法を使う事が出来ないクラスで、短時間で回復したい場合には、ポーションを利用しましょう。詳しくは 「ポーション利用」 を参照して下さい。

魔法

ウィザード、エルフ、君主のクラスでは、魔法で犬の HP を回復する事が出来ます。ヒールオールも犬にかかります。

UpDate : 2003/1/28

復活の方法

復活スクロール or リザレクション

犬を復活させるには、アイテムの復活スクロールか、魔法のリザレクションを利用します。復活スクロールは、道具屋で 1000a (税率 10 % 時) で購入する事が可能です。対人からだと、600a 前後が相場のようです。リザレクションは非常にレアな魔法で、あまり出回っていません。

復活スクロールの利用方法

手順は以下の通りです。

  1. アイテム欄を開き、「復活スクロール」 をダブルクリックし、アイテムを利用可能状態にする。
  2. 楕円に変形したカーソルを犬に合わせてクリック。

犬の死体は 5 分経過すると消えてしまいます。それまでに復活させないと、その犬は永久に戻って来ませんので、死体が消えるまでの時間には注意して下さい。

復活スクロールを利用した直後の HP は 1/2 の状態となります。リザレクションの場合は MAX の状態で復活します。

制限事項

復活スクロールには、2 つほど利用制限があります。

  1. 連続利用には 10 秒以上の間隔が必要。
  2. 死体と重なっているキャラがいると復活出来ない。

1 つ目のケースは、例えば 2 匹の犬が同時に死亡してしまった場合、1 匹目を復活させた後 10 秒間間ってからでないと 2 匹目を復活出来ません。これは復活スクロール事態に連続して利用する事が出来ないようにする制限がかかっているためです。

2 つ目のケースは、死体と重なっている物があるため復活出来ないというメッセージが流れます。重なっている対象が動かない場合は、帰還やランテレをして、死体の位置を変えると回避出来る事が多いです。

UpDate : 2002/12/8

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